毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!PLOW MEMBERS登録はこちらから
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
ゼノアG3700 エンジン整備開始
PLOWカスタマーサポート小関です
先日お預かりしたゼノアチェーンソーG3700
見積をご了承いただき作業を開始しました
シリンダー関連部品の交換と消耗パーツのお手入れをします
シリンダーを取り外す為各部パートを外していきます
G3700は非常に作業性の良い構造です
クランクケースとシリンダーを分離
コンロッドにも問題ありません
スモールエンドはベアリング両サイドにカラーが入るタイプ
ピストンヘッドは綺麗
ピストン内面もクリーンです
低品質オイルや劣化燃料を使用したピストンはこの部分が汚くなります
新しいシリンダー
懐かしいマークですね
最近のゼノアエンジンにはハスクのマークが入ってるので逆に新鮮に感じます
ハスクバーナのメッキはゼノアを吸収合併してからクオリティーが上がった気がします
初期焼き付きも最近は持ち込みが無くなったので感覚的な事では無いと思います
組付け前のチェックでシリンダーにピストンを入れストロークさせた時の
指に伝わる感触で仕上がりの良し悪しがわかります
ゼノアは昔からこの感触がたまらなく良いのですが最近のハスクも同じ感じなっています
このセットも滑らかなストロークで澄んだ音がします、合格
綺麗なメッキですね
ポートはオープンタイプ
3時方向の細い溝は始動に圧縮を逃がしスタートを楽にするデコンプ機構
プッシュ式のデコンプはカーボンが溜まり圧縮が抜けたり色々悪さをするので
個人的にはこのタイプのデコンプの方が安定性は高いと思います
キャブレターもメンテナンス
分解時、メタリングレバー高さが規定値外でした
ゲージを使用し正しい高さになるよう調整します
この部分非常にデリケート
セット値がずれるとエンジンが不調になります
メタリング室に入る燃料の量をコントロールする装置なので当然ですね
実機でのニードル調整値が規定値から大きくズレるときはここに問題があることが多いです
きっちりセットしましょう
このあと燃料系ゴムパーツを交換します
週明けにパーツが入荷します
修理動画のご案内
「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
◎「修理動画」一覧ページはこちらから。