REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。STIHL 028AVのクラッチASSYがUSAから届きました。修理開始します。

お客様の要望によりスパースプロケット（☆型）からリムスプロケットへ、さらに標準ピッチ.325″から3/8”に変更したいということで探したら程度の良さそうな純正部品（中古品）が見つかりました。奇跡的なタイミングです。中古品のクラッチなのでスプリングが劣化しているとアイドリング回転数でソーチェーンが回りっぱなしになるのが心配です。

ピストンロックしてクラッチASSYを取り付けます。

ニードルケージ（ベアリング）にグリスアップします。HusqvarnaチェンソーやMS201C-Mなどの機種はクラッチASSYを外さないとベアリングにグリスアップできません。私はこの設計の方がEクリップを外すだけで簡単にグリスアップできるので好きです。

クラッチドラム、ウォームギヤを取り付けます。

リムスプロケット、カバー、E-クリップを取り付けます。028AVSEQはサイドテンショナーなのでチェンの張り調整が簡単です。

組み上がりました。

チェンオイル、燃料を補給してエンジン始動OKです。

キャブレター調整します。アイドリング回転数2,800rpm,最高回転数13,800rpmまでスムーズに吹け上がります。STIHL 028AV修理完了です。