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STIHL 084AV エンジンかからない故障診断
PLOW長岡店の柳です。「修理ブログ」を見た!という千葉県のお客様から今日届きましたSTIHL 084AVです。先月は神奈川県のお客様の084AVを修理させて頂きました。https://plow-power.com/repairblog/repairblog-27960/ 同じ機種の修理が続きます。
お客様の訴えは、イグニッションコイルを交換して欲しいです。
型式084AVEQ 製造年月1994年12月なので27年前のチェンソーです。私の愛車BNR32も1994年製です。STIHL最大の排気量122.0cm3です。現行機種はMS881です。果たしてこの084AVは復活できるのか?復活させるのが私の使命です。
故障診断を開始します。まずエアーフィルターカバーを外すとプラグキャップとプラグコードがありません。
スパークプラグは珍しいOREGON製でした。初めて見ました。
圧縮圧力を点検すると960Kpaでした。デコンプバルブを押さないとケッチンを喰らってしまいます。
マフラーを取り外します。
ピストンを点検すると薄っすら縦傷があります。シリンダーの排気口が非常にキレイです。STIHL純正エンジンオイルを使っていると思います。
シリンダーの吸気側に薄い縦傷がありますがこの程度なら異常なしと診断します。
スターターを引いた時に引っ掛かりがないことがありましたので点検するとポウルが摩耗しているので交換が必要です。
何かメモが入っていました。
088のイグニッションコイルを使っていたそうなのでお客様に電話して送ってもらうように依頼しました。もしそのイグニッションコイルが生きていたら早く修理できそうです。過去に2回イグニッションコイル交換した事例があります。https://plow-power.com/repairblog/blog-5548/ 次回は燃料系統を点検します。
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