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STIHL 041AV クランクシャフトオイルシール交換

PLOW長岡店の柳です。新潟県胎内市のお客様からお預かりしているSTIHL 041AVの修理中です。クランクシャフトオイルシールがギリシャから届きました。修理開始します。

専用工具プーラーを使ってオイルシールを抜きます。フライホイール側のオイルシールは非常にきつくて苦戦しました。オイルシール交換は今回で2回目です。昨年STIHL 038AV SUPERのオイルシール交換しました。

クラッチ側のオイルシールは簡単に取り外し成功しました。オイルシールが摩耗、劣化するとここから空気を吸い込んでエンジン不調になります。この機体はアイドリング回転数でクラッチ側を上向きにすると2,800rpmから3,000rpmに上昇しました。

041AVはクランクケース内部にオイルポンプがあります。非常に特殊な設計です。ベアリングにスラッジのような異物が見えます。他社製のエンジンオイルに含まれるポリブデンかもしれません。STIHL純正エンジンオイルHPウルトラを使うとエンジン内部を清浄してキレイになると思います。

クラッチ側オイルシール交換完了しました。

フライホイール側もオイルシール交換完了しました。

イグニッションコイルを取り付けました。劣化、ひび割れしているプラグコード、プラグキャップは交換します。

フライホイール取り付け完了しました。

硬くなっているのでインパルスホースを交換します。

診断中にマニホールドの右側のスクリューが緩んでいたのでロックタイト中強度を塗布してしっかり締め付けます。エンジン不調の原因はここだったのかもしれません。キャブレターよりもエンジン側(下流)で二次空気を吸い込むと空燃比が薄くなってエンジン不調になります。

キャブレターを取り付けました。クラッチASSY、スプロケット、アニュラバッファはUSAから入荷待ちです。

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