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ホンダインバーター発電機EU16i パイロットスクリュー調整

PLOWカスタマーサポート小関です

今回はホンダEU16iのパイロットスクリュー調整です

スクリューの役目は低負荷時の燃料供給量の設定です

キャブレター分解清掃にはパイロットスクリューの脱着が必用ですが

スクリューにはリミットキャップ(回転規制用)が取り付けてあり

ちょっとしたテクニックが必用な作業です

早速作業開始

最後の方に動画を用意しましたので観てくださいね

キャブレターは矢印の所にあります

分かりやすい様にカバーを取り外しました

燃料タンクからホースがつながっていますね

スクリューの位置は↑の写真の位置

スクリューにはリミットキャップが取り付けてあり

調整できる幅が規制されています

なのでこのキャップを取り外さないとスクリューは緩みません

キャップはロックタイトというケミカルで接着されています

ネジを緩まなくする薬品として広く使われているものです

非常に強固に固定されていますが250度に加熱すると熔解し

キャップを取り外す事ができるんです

半田ごてで加熱する方法が一番簡単な方法

これが取り外したスクリュー

先端は精密加工されていますが汚れが付着しています

非常にデリケートな部分

低負荷時のエンジン回転不調に直結する重要なパーツです

キャブレター分解清掃が完了したらエンジンに取り付け

エンジンが一番調子よく回るセット位置を探しだします

この調整次第でエンジンの安定性が驚くほど違ってきます

マニュアルの規定戻し回転数にセットしても調子が出ることは稀です

きっちりセットしましょう

調整スクリューは奥まった狭い所にあるので↑のような調整ドライバーが無いと

運転中の微調整は困難

全国のアストロプロダクツ店舗で販売しているのでチャレンジする人は購入をお勧めします

動画を制作しましたので↓にリンクを貼ります

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