REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。Husqvarna272XPの修理見積もりをして受注しました。機体清掃、エンジン診断をします。

チェンソーは分解しないと清掃できないところが多く、お客様自身で機体清掃するのは難しいです。当店ではただ不具合箇所の部品交換するだけでなく、せっかく分解したんだから隅々まで綺麗にして組み立てています。機体清掃は有料ですがお客様に大変喜ばれています。

キレイになったフライホイール回りです。シリンダーの冷却フィンも清掃しました。

エンジンカバー、スターター、タンクハウジングも清掃完了

クランクケースの下側です。これから組み立てて行きます。

組み上がりました。

燃料フィルター（ピックアップボディ）をSTIHL純正品に交換しました。

スパークプラグ　NGK　BPM6Aに交換しました。

点火系統点検、正常です。

圧縮圧力点検930Kpaでした。やや低いです。

マフラーを外してピストンを点検するとわずかに排気漏れしています。

シリンダーの吸気側に薄い縦傷があります。

軽度のエンジン焼き付きしています。主に縦挽き（ロゴソール）用として使っているそうです。エンジンが高負荷運転になるので2サイクルエンジンオイルはHusqvarna純正品またはチェンソーメーカー純正品を使ってください。低品質なエンジンオイルは焼き付きの原因になります。

燃料を補給して正常にエンジン始動、アイドリング回転数2,720rpmで低めでしたので2,900rpmに調整しました。修理完了です。