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DOLMAR ドルマー 109 アイドリング回転数でソーチェーンが回りっぱなしになる。チェンオイルが漏れる故障診断
PLOW長岡店の柳です。長岡市内のお客様から持ち込みされたDOLMAR(ドルマー)109です。ザックス・ドルマー社は1991年(平成3年)マキタに買収されました。
非常にレアなDOLMARチェンソー Made in Germany ドイツ製です。しかしかなり汚れています。
お客様の訴えは、1.アイドリング回転数でソーチェーンが回りっぱなしになる。2.チェンオイルが漏れる症状です。
製造年月が消えていて分かりません。排気量43㏄なのでSTIHL MS241C-Mとほぼ同じです。
ハンドガードの付け根にある青いボタンがデコンプバルブです。
燃料タンクの中はキレイです。が、フィルターが汚れています。交換をお勧めします。
燃料を補給して正常にエンジン始動、アイドリング回転数2,900rpm、最高回転数11,000rpmまでスムーズに吹け上がります。ソーチェーンは回りっぱなしになりますが回転は遅いです。
エアーフィルターも汚れています。
スプロケットカバーを外すと大量の木屑が詰まっています。所有者は使いっぱなしで清掃しないようです。貴重なチェンソーなのでせめて作業後はエアーブローで清掃をしてください。ちょっと機械がかわいそうな感じがしました。
チェンオイル漏れを確認するためにはまず清掃が必要です。ものすごい量の木屑が出てきました。
清掃が終わったら再びオイルの吐出確認をしてチェンオイル漏れしているかこのまま放置します。どこから漏れてくるか?
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