REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。「修理ブログ」を見た！という長岡市内のお客様からMTD薪割り機25TONのエンジン載せ替えの依頼です。過去記事はこちらです。https://plow-power.com/repairblog/blog-1355/　15年使用した薪割り機です。

前回修理したのは私ではなく私の上司である小関さんです。アメリカMTD社製の25トン薪割り機です。

薪割り機のエンジン載せ替えは初めてです。汎用エンジンなのでメーカーは違っていてもエンジンマウント位置とクランクシャフトの直径と長さが一致すれば取り付け可能です。

ついていたエンジンはメーカー不明、点火系統故障していて始動不能です。

まずはエンジンを下ろします。フレーム側ボルトとオイルポンプのカップリングを外して

エンジン取り外しました。

クランクシャフトのキーは再使用します。

新しく載せるエンジンはSUBARU　EA175V　クランクシャフトが縦軸のバーチカルエンジンです。ヤマハ　MA175とステッカー以外は同じです。自社製品の芝刈機GC480にはこのMA175が搭載されています。

クランクシャフトの直径、長さは一致します。

カップリングも消耗部品ですが異常なし。

スバルEA175Vエンジン搭載しました。

次に作動油量を点検、補充します。英語で読めなくても「Google翻訳アプリ」で何とか読めます。

MAX位置までオイルを補充します。

エンジンオイルとガソリンを補給してエンジン始動、回転数は3,630rpmで安定しています。

最後に試し割りして修理完了しました。他店で購入した機械でも喜んで修理させていただきます。