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ゼノア G3500P エンジンかからない故障診断

PLOW長岡店のRocky(柳)です。岐阜県のお客様から送られてきたゼノアG3500Pです。燃料を入れてスターターを何回引いてもエンジンかからないです。

プライミングポンプは割れています。

2001年9月製造なので20年前のチェンソーです。

スパークプラグは乾いています。燃料系統が機能していません。キャブレターASSYは部品供給終了しています。

圧縮圧力を点検すると1,070Kpaでした。若干低いです。

スパークプラグの穴からシリンダーの排気側を点検すると縦傷があります。

マフラーを外してピストンを点検するとキレイです。排気口もキレイです。

しかしピストンリングの下側に薄い縦傷があります。

シリンダーの吸気側に薄い縦傷がありました。軽度のエンジン焼き付きしています。

シリンダーの部品供給は終了していました。故障原因が分かってたとしても部品がないと修理できません。20年前のチェンソーなので部品がなくなるのは当然なのかもしれませんがSTIHL 0シリーズだったら修理できた可能性が高いです。

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