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ホンダ発電機EU9i オイル漏れ修理

PLOWカスタマーサポート小関です

今回はホンダインバーター発電機EU9iのオイル漏れ

製造後10年以上経過した機体であちこち劣化しています

機体番号がEZGAから始まる頃のタイプです

機体カバー内にオイルが漏れているとの事でお預かりしました

確かにシミシミです

この頃のオイル注入行パッキン当たり面は綺麗な仕上げです

キャップのシールは10年で硬化しシール不良を起こしているので交換です

この部分、最近製造されてた機体では酷い状態です

↑の写真は今月整備したエネポEU9iGBの注入口(2020年モデル)

EU9iと基本的に同じクランクケースですがパッキン当たり面が平らじゃありません

これが現在の仕様で性能に問題ないとのホンダからの回答ですが・・・

現行ロットはみなこんな状態です

まじめに勘弁して欲しい

オイル漏れ箇所を診断するにはエンジンの脱着が必要です

オイルキャップからなら良いのですがあまりに汚損が酷いと判定が困難です

ま~清掃するのもエンジン分解がひつようなので

サクサク分解しクランクシールやオイルレベルセンサーをチェックします

確認の結果大丈夫ですね

今回はオイルもれ修理パックでのご依頼なのでレベルセンサーを交換します

センサーが無事でもここまで分解したらOリングの交換はしておくべきですね

センサーを取り外すとエンジン内部が確認できます

エンジンを真下から覗いた絵です

クランクウエイトやコンロッドキャップ、シリンダー壁が見えます

オイル管理は良い様です

分解点検中に燃料ポンプからのガソリン漏れを発見

危険なので交換です

分解前の試運転で出力不足が発生していたのでキャブレターを分解するとこんなでした

ここは分解洗浄で復旧可能でした

今回交換したパーツ

10年経過でゴム部品やエアエレメントなどのスポンジ部品が限界でした

今回の整備費用は¥25,300(税込)

費用は掛かりましたが性能と安全性が取り戻せました

 

 

 

 

 

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