REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。魚沼市から持ち込みされたSTIHL MS261C-M　昨年当店でお買い上げいただきました。明日も仕事で使いたいのでお客様と立会い修理をします。事前に整備内容を聞いていたので部品を用意しておきました。

お客様の御用命は、1.エアーフィルター交換　2.スターターロープ交換　3.ピックアップボディ交換　4.機体清掃、給油　5.M-Tronicの診断　です。

まずはE-クリップを外すとニードルケージに異物が絡んでいます。丁寧に取り外しました。

次にスターターを取り外してエアーブローしました。

スターターの裏側です。汚れが溜まりやすいです。

MS261C-Mは人気が高い機種です。何台も修理しています。パワーと扱いやすさですごくいいチェンソーです。この機体はシリンダーの冷却フィンが斜めになっているので後期型です。

清掃完了したら

スタータロープを交換します。

ニードルケージにグリスアップしてから取り付けます。

クラッチ側は完了です。

ピックアップボディ、エアーフィルターを交換します。

M-Tronicの診断をします。稼働時間83時間37分29秒

アイドリング回転数設定　76　かなり濃い設定です。（燃料系統が詰まり気味の可能性あり）

フルスロットル設定　64　やや薄い設定です。

診断結果はすべて正常でした。

較正（工場出荷状態に初期化設定）します。

アイドリング回転数設定　70

フルスロットル設定　65

これで明日から絶好調です。