REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。修理ブログを見た！という徳島県のお客様から送られてきたSTIHL MS201C-E　チェンオイルが漏れる症状です。他店購入品でも喜んで修理させていただきます。

まずはキャップのOリング劣化や異物が挟まるとオイル漏れします。

キャップを清掃しました。

タンクの中を覗くと木屑が入っています。フィルターが詰まるとオイルが出なくなるので清掃してからキャップを開けてください。

エンジン始動するとすぐにチェンオイルが出てきました。オイルポンプは正常です。

オイル漏れを確認するためにはクラッチASSYを取り外す必要があります。

カバーを取り外すとバルブ（タンクベント）が見えます。ここからもオイル漏れすることがあります。

汚れているとオイル漏れする箇所を特定できないので清掃します。

ウォームギヤは摩耗なし、隙間に木屑が入っていますが無傷なのはさすがSTIHL製です。他社製のオイルポンプはポンプ側のギヤが樹脂製でウォームギヤが金属製のものがあり高確率でオイルポンプギヤが壊れます。

オイルポンプは動作確認済みです。

清掃完了しました。チェンオイルを満タン給油して放置します。どこから漏れてくるか？ホース、オイルポンプ、バルブ、キャップ？