毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!PLOW MEMBERS登録はこちらから
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
ホンダHSM1590i 表示灯連続点滅
PLOWカスタマーサポート小関です
外注修理依頼品のHSM1590iが入庫
作業中に制御表示灯が点滅しっぱなしになったそうです
ここ数日は同業他社様からの修理依頼が続きピットが満杯です
エンジンブローや片輪走行不能などなど痛いトラブルばかりです
今回は表示灯連続点滅及びオーガリセット不能のHSM1590iです
業者様が持ち込まれた機体を確認すると確かに上記症状がすぐ出ます
症状から「アレ」だよねって事で確認の為カバーを取外します
矢印の部品はオーガローリングセンサー
オーガハウジングの傾き角度をECUへ伝えます
リセットスイッチを押したときに高さゼロ点位置と水平位置に移動するのですが
水平位置であるかECUが判断するためにこのセンサーが存在します
診断システムを接続しデータモニターしたところ0.8Vの出力を表示します
配線が断線またはショートはしていません
って事でセンサーとハウジングの機械的接続を確認するとセンサーアームがこの状態
捻じれて削れてますね
矢印のセンサーアーム先端の突起はオーガベアリングケースから出ている二股の金具に入る構造です
ですが今回の機体は入っていません、おまけに曲がってます
本来は突起は矢印のプレート切り欠き部に入ります
ベアリングホルダーと軸の遊び、プーリーのガタが無い事を確認してセンサーパーツの交換を行いました
ハウジングとフレーム合わせ部に過大な遊びが場合はこのプレートが傾きセンサーアームが外れる可能性があります
今回の機体は問題ありませんでした
センサーと周辺パーツを交換、ECU初期設定を行いセンサー位置を更生します
実作業とデータモニターの結果不具合が完治した事を確認しました
修理動画のご案内
「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
◎「修理動画」一覧ページはこちらから。