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ホンダ HSS1180i 硬い異物を巻き込んだら雪が飛ばなくなった。故障診断
PLOW長岡店の柳です。作業中に硬い異物を巻き込んでから雪が飛ばなくなったという症状で入庫したホンダHSS1180iです。通常ならシャーボルトが折れて駆動力が伝わらなくなるのですが今回は違います。
ブロアーを手で回すと軽く回ってしまいます。正常な状態では電磁クラッチの抵抗があり重いはずですが、抵抗がありません。電磁クラッチの故障なのか?エンジンを始動してオーガクラッチスイッチONで正常に作動しています。この時点であやしい場所はブロアーの奥にあるシャフトのギヤが破損している可能性が高いです。
故障原因を特定するためにエンジンを下ろします。まずはキャブレターを取り外します。
アンダーカバーを外したらマフラーを取り外します。
マフラーを外しました。スターターのS端子を外しました。
最後に電磁クラッチのカプラー(緑)があるのを忘れていました。かなり狭い場所にあるのでシューターも外しました。
エンジンを下ろしました。
ここからが本当の診断です。エンジン側を手で回してみるとブロアーも回りますがブロアーを手で押さえると空転します。
ドライブシャフトとピニオンギヤは破損している可能性が非常に高いです。明日はギヤケースを分解します。
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