REPAIRBLOG修理ブログ

NEW STORE

毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!プラウ会員登録の詳しいご案内プラウ会員登録ページPLOW MEMBERS登録はこちらから

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

ホンダ HS80JS バックできない故障診断

PLOW長岡店の柳です。長岡市内は大雪警報中です。ホンダHS80が現在3台修理入庫しています。1台目のHS80JSセル、ライト付き後期型はバックができない症状です。エンジンは一発で始動します。

最初はフリクションディスクが摩耗していると思い、バッテリー外してエンジンオイル、ガソリンを抜いたら準備OKです。

お客様の訴え2件目は燃料タンクとキャブレターの間からガソリンが漏れる症状です。確かに漏れています。

カバーを外してみるとオーガベルトが切れそうです。要交換です。古い機械は全体的に点検しないと不具合箇所が隠れていることがあります。

HS80JSを垂直に倒立します。この方が整備しやすいです。

まずはアンダーカバーを外します。

予想は外れました。フリクションディスクは交換済みでした。

バック1段、2段共にフリクションディスクが空転します。前進1.2.3段は正常です。

故障原因はどこか?正常にフリクションディスクが接触するためにはこのスプリングを調整すれば直ると思いましたが違いました。

正解はシフトレバーの裏側にあるケーブル左側を調整すると

すべての変速でフリクションディスクが正常にプレートに当たるようになりました。あとは元に戻して動作確認すれば正常に走行すると思います。追加整備のVベルト交換と燃料漏れ修理も見積りして受注しました。ホンダHS80JSは部品供給終了していると思いきや一部部品入手可能です。諦めなけれ復活できます。

昨日修理完了した除雪機を納品したらお客様から缶コーヒー「鬼滅の刃 竈門禰豆子」デザイン缶をいただきました。ありがとうございます。

出張修理も何件かありましたが雪が多すぎてたどり着けず断念しました。

自家用のホンダ アクティは荷台に1mくらい雪が積もりました。今年は雪が降り過ぎです。

 

 

修理動画のご案内

「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
「修理動画」一覧ページはこちらから。