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ホンダ HSM1590i バッテリー警告灯点灯 Vベルト交換完了
PLOW長岡店の柳です。長岡市内は40cmくらい積雪があり一日中雪が降り続いています。昨日引取したホンダHSM1590iはバッテリー警告灯点灯する症状で入庫しました。
他店購入品ですが喜んで修理させて頂きます。インターネットで検索して当店を御指名していただきました。ありがとうございます。昨日部品発注しておきました。作業開始します。
エンジンカバーを外すと発電用ACGベルトに亀裂が見えます。購入してから10年経過しているそうです。
オーガベルトも摩耗しています。プーリーとVベルトがツライチになっていると交換時期です。
オーガミッションオイル、エンジンオイルも交換します。
ベルトを外したら電磁クラッチ隙間調整をします。3ヶ所調整する場所があります。基準値は0.3~0.6mmです。私はシックネスゲージ0.4mmを差し込んで14mmのアングルスパナで調整します。
Vベルトを取り付けたらテンショナースプリングを基準値に調整します。スプリングのフックの内側の長さが158~162mmになるようにオーガベルトを張り調整します。
センサーを取り付ける前なら調整が簡単ですが、センサーがついた状態での調整はやや難しいです。
HSM1590iとHSM1380i、1390iの2018年製以降の機種にはこのオーガの傾きを感知するアングルセンサーがあります。このセンサーがあるとオーガハウジングを上げて左右どちらかに傾けた状態からオーガリセットボタンを押すとオーガハウジングを水平に戻しながら地面に接地します。さらに作業者の好みで少し地面から浮かせるようにECUに記憶させることができる優れた機能があります。凄く使いやすい、女性でも簡単に操作できる。ホンダハイブリッド除雪機の中でも私はHSM1590iが特に好きです。現行機種はスマートオーガー機能が追加しました。機体の傾きを感知して自動修正してくれます。
アングルセンサーを取り付けるときは機体側のセンサーブラケットに確実にハマっていることを確認してから締め付けてください。センサーが取り付け間違いにより誤作動することがあります。
作業完了しました。昨日修理したHS80よりもオーガハウジングを外さなくてもVベルト交換できるのでハイブリッド除雪機の方が作業性が良いと思います。何台もVベルト交換しているので余裕です。すべての動作確認OKです。
試運転しました。手前のホンダHSS970iH、奥のWADO SS1185N(HSM1180i JN)よりも使いやすき、作業効率、除雪処理能力すべて上回ります。やっぱりホンダHSM1590iはいいですね。
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