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STIHL MS461-R エンジン焼き付きで入庫しました。

PLOW長岡店の柳です。2021年1月6日除雪機修理が続きます。明日から再び大雪の予報があり警戒しています。今日は快晴です。先月お預かりしたSTIHL MS461-Rの診断ができるくらい少し余裕ができました。通常のチェンソーは木を切るための機械ですがこのMS461-Rはレスキュー・消防用チェンソーです。釘の入った木材、合成ボードや強化ガラスの切断が可能です。

燃料は入っていました。緑色をしているのでSTIHL純正品を使用していると思います。

エンジン焼き付きしていると言われましたがエンジンかかりました。正常にアイドリング、吹け上がりを確認しました。

MS461-Rはハンドル形状が特殊です。マフラーにはガードがついています。

マフラーの内側には燃料が溜まっていました。キャブレターのオーバーフローしているかインレットコントロールレバーの高さ調整が適正でないと供給過多になります。キャブレターのオーバーホールした方が良いです。

ピストンを点検すると縦傷はありませんでした。

しかしシリンダーの吸気側を点検すると深い縦傷があります。エンジン焼き付き確定です。吸気側に縦傷ができる場合は1.燃料が劣化、水分を含んでいる。2.エアーフィルターから異物を吸い込んだ。3.他社製2サイクルエンジンオイルを使用したため潤滑不良で焼き付いた。

ピストンには縦傷はありませんでしたがプラグの穴からシリンダーの排気側を点検すると、縦傷がありました。高額修理になりそうです。

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