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ホンダ蓄電池LiB-AID「E500」不具合診断
プラウカスタマーサポート小関です
今回はホンダ蓄電池LiB-AID E500の故障診断
最近よく売れてる蓄電池、大きなモバイルバッテリーです
エンジン発電機と違い室内でAC100V電力を使えるのが特徴です
＊エンジン発電機は排気ガスが出るので室内では✖
一酸化炭素中毒事故が起きるので絶対に室内使用は禁止
症状は「AC出力使用中に！マークが出て出力が出なくなる」
早速検証にかかりましたが再現性が悪いのかなかなか不具合が発生しません
こういう電子機器の特徴で再現性の悪い不具合ってのが困りものです
診断機を接続し故障履歴と生データを観察します
ホンダの診断システムDrH、WindowsPCと機体を接続しECUの記録データを確認できます
内部はとてもシンプル
奥のインバータユニット、Li-ionバッテリー、操作パネル、配線で構成されてます
記録データを見ると総運転時間は23.65時間
バッテリーを使い切ったのが5回
サイクルカウントが４
余り使用されていませんね
過去の不具合履歴を見ていきます
「CON-INV間通信異常（コンバータ）」の履歴が残っていました
発生時期は総運転時間13時間の時に発生しています
確かに不具合発生が起こりそれを記録していましたね
その他の異常履歴は記録されていません
今回はインバーター交換を行う事になります
部品を発注して入荷待ち
何とか今年中にお客様にお返しする事が出来そうです
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