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Husqvarna 340 チェンオイル漏れる、エンジン診断
PLOW長岡店の柳です。今日は雪が降りそうなくらい冷え込んでいます。昨日、愛知県のお客様から送られてきたHusqvarna340です。チェンオイルの吐出量が少ないように感じる。チェンオイルが漏れる。という症状です。
チェンオイルタンクを点検するとキレイです。底に見える金属製の部品と黒くて四角い部品はスタッドボルトです。タンクの内側からスタッドボルトが差し込んであります。変わった設計ですがもしボルトが緩んだりタンクとの密着が悪くなるとオイルが漏れる原因になります。
スプロケットカバーを外してみましたが今のところオイルは漏れていません。
燃料を補給して正常にエンジン始動、吹け上がりも正常です。すぐにチェンオイルが出てきました。昨日は吐出したオイルをふき取って帰りました。そして今日出社して340を持ち上げましたがオイルは漏れていませんでした。
ガイドバー、ソーチェーンを装着してチェンオイル吐出確認しました。チェンオイル吐出量調整できない機種なのですが正常に出ています。ガイドバーもキレイに清掃されていて木屑などの詰まりはなし
エンジン診断をします。スパークプラグは正常なキツネ色をしています。
圧縮圧力を点検すると1,050Kpaでした。少し低いです。
マフラーを外してピストンを点検すると縦傷はなし
しかしシリンダーの吸気側を点検すると薄い縦傷がありました。
エンジンは調子いいですが軽い焼き付きしています。ゼノア純正2サイクルエンジンオイルを使っているそうなので正しい燃料を使っていると思います。
エアーフィルターは上下分割式です。上側を取り外すとフィルター内部に細かい木屑が浸入しています。エンジンカバーを外した時に写真を取り忘れましたがエアーフィルターがキチンとはまっていませんでした。その隙間から異物が吸い込まれてシリンダーの吸気側に縦傷をつけてしまったようです。
エアーフィルターの下側です。エアーフィルターの清掃は重要ですが正しく取り付けることも重要です。
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