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ホンダ HSL2511 点検開始
ホンダHSL2511とWADO SS2411(ホンダHS2411Zと同型機)が点検入庫しました。
新型のHSL2511から点検開始します。
シューターの形状やサイドカバーが変更されています。
最大の特徴はエンジン(型式GX690)がインジェクション(電子制御燃料噴射)になったことです。STIHL MS500iもインジェクションです。どちらも世界初の技術です。ホンダ発電機EU55iSの現行機種もインジェクションになりました。
SS2411(HS2411Z)のエンジンです。従来型のキャブレターです。チョーク、スロットルケーブルがあります。2年前にイグニッションコイル故障でエンジンかからない症状になり修理した機体です。
HSL2511はチョークなし、スロットルはアングルセンサーによりワイヤーレスになりました。唯一走行クラッチワイヤーがあります。アナログからデジタルへ変更しています。ハイブリッドではありませんがECU(コンピューター)搭載しています。スマートオーガー機能があり機体の傾きを感知すると自動調整してくれます。HSM1590iにもスマートオーガー機能あり。
SS2411(HS2411Z)は機械式なコントロールパネルです。
まずはオーガーを左右取り外してオーガミッションオイル交換します。アワーメーター77時間ですがミッションオイルには金属粉が混ざっています。ギヤ同士が嚙み合ってい摩耗します。定期的に交換しないとギヤが早期摩耗します。左側のフランジが抜けないのでプーラーを使って引き抜きます。グリスアップせずに使い続けるとシャフトが錆びて固着します。
シャフトの錆落としをしておきます。これからオーガミッションを取り外します。
ジャッキアップしてミッションを支えておいてボルトを外します。
ブロワーも取り外しました。部品が重いので筋トレになります。
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