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ホンダ UMK431 エンジンかからない故障診断

PLOW長岡店の柳です。柏崎市のお客様から先月持ち込みされたホンダUMK431エンジンかからない症状です。ホンダ4サイクルエンジンGX31を搭載しているのでUMK431という型式です。

現行機種はUMK435です。排気量35.8㎝3 GX35Tエンジン搭載

診断開始します。ガソリンを補給してエンジンするか試しましたがかかりません。

エンジンオイルは入っていますが真っ黒です。

燃料フィルターは完全に詰まっています。始動不能や吹け上がり不良の原因になります。

エアーフィルターはキレイです。

スロットルケーブルが外れています。キャブレターは2019年に交換済みだそうなのでその時に取り付け忘れたのかもしれません。

スパークプラグが摩耗しています。

圧縮圧力点検すると650Kpaでした。基準値は300~600Kpaなので基準値よりも高いです。燃焼室にカーボンが溜まっている可能性が高いです。

点火系統点検すると正常でした。

マフラーの詰まりはなし、マフラーが新しいので過去に交換したかもしれません。

エンジンカバーを外してみると草の塊があります。

なぜこんなに草が溜まるのか?フライホイールのファンが刈った草を吸い込んで溜まった可能性が高いですがマフラーの熱で火災にならなくて良かったです。

どこかからオイル漏れしているようです。シリンダーの冷却フィンがオイルでドロドロです。

マフラーを外してEXバルブが見えます。シリンダーの排気口にカーボン付着があります。マフラーが詰まった状態で使い続けたか、エンジンオイルを入れ過ぎたか、エアーフィルターが汚れたまま使い続けたか?それでも整備をすれば復活できそうです。

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