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除雪機整備の季節です
プラウカスタマーサポート小関です
遠くの山頂が白くなりました
ちょっと焦ってます
今日はホンダ除雪機HSM1180iの整備です
今回はブロワーの交換です
この機体は以前私が排気量アップを行ってエンジンを13馬力仕様に組み替えた機体
今回のお題「ブロワー交換」の為に分解作業を進めます
機体とオーガハウジングを分離する為にベルトなどの取外しをします
シューターモーター配線や電磁クラッチ配線など邪魔なワイヤリングを解除していきます
上から見るとこんな感じ
この機体はJNタイプ(ローリング無し)なので8本のボルトで機体とオーガが接続されてます
ボルトを取外しハウジングを引き抜くとスッキリします
オーガハウジングを取り外すと機体側の整備もらくにできますね
オーガプーリーを取り外すとオーガ軸を抜く事が出来ます
この状態で引き抜きます
抜けたオーガ軸(ミッション事抜きます)
そして今回の主役「ブロワー」
この部品が非常に重要な部分
エンジンの動力でコレを回転させて雪を飛ばします
実はオーガは雪をこのブロワーに集めるための部品
オーガの爪を気にする方は多いのですが意外とブロワーを気にする人って少ないんです
飛びに直結するのは「ブロワー」ですよ
このブロワーは3枚羽
観察すると掻き上げ部が変形して反ってます
これでは雪が逃げて飛距離が低下します
他の羽も摩耗や変形がみられます
交換時期ですねコレ
今回は追加作業でオーガベルトテンショナーも整備
中型ハイブリッド機は常にベルトをテンショナーで張っています
動力の断続は電磁クラッチで行います
なのでこの部品には絶えず加重がかかっていて作業中は軸を中心に小刻みに振動します
第一世代ハイブリッド機はここが弱く第二世代になって構造変更されています
この機体は第二世代のHSM
強化された構造ですが定期的な分解整備は必要です
ブッシュやカラーは良いコンディションなのでグリスアップを行いました
ここは非常に重要な部品なので定期的に整備したいですね
他にも発見してしまった整備箇所があるのでそれらをクリヤーしていきます
今日は時間切れでここまで
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