毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!PLOW MEMBERS登録はこちらから
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
【過去記事】ワドー除雪機 SS139VHの電装トラブルです
ワドー除雪機SS139VHの「オーガが時々上昇しなくなる」と言うトラブルです。
お客様よりのご依頼で出張修理となりましたが、現地に到着し作動確認すると
正常に上下します(;^_^A
電装系故障で良くありますが、たまに不具合がでて再現性が低いってパターンです。
出れば出っぱなしのトラブルは修理が簡単なんですが・・・
この機種での推定原因です。
①クロスレバースイッチ(上下左右傾きレバー)の内部不良
②パワーリレーの不良
③配線の断線、ショート
④電動油圧モーターの不良
⑤油圧シリンダーの内部不良
⑥フレーム左右をつなぐメンバーの折損(この機種、良く折れます)
等々色々原因が考えられます(-“-;A
作動確認を繰り返すこと30分、上昇不良現象が発生しました(ノ´▽`)ノ
レバーを上昇にすると「カチッ」とリレーの作動音がしますが上昇しません。
(クロスレバースイッチはOKって事です)
そこでリレーの入出力電圧点検をします。
車体右側カバーを外すとリレーが4個とアンプがみえます。
(右側2コが上昇、下降リレー)
ちなみに上昇と下降を入れ替えると今度は下降しなくなりました。
って事で犯人はリレーですね。
リレーを解体して原因を特定してみました。
すると、丸い小さな金属が((((((ノ゚⊿゚)ノ
何にかが脱落してるみたいです。
良く観察すると接点一部が取れてました。
すいません、写真じゃわかりずらいけど可動接点の電極が外れてました。
これじゃ接点が導通しません(ノ゚ο゚)ノ
原因がはっきりしてヤレヤレです。
リレーは内部に機械的な可動部品があり大きな電流を断続しています。
当然、振動や熱、機械的負荷もかかります。
定期交換部品として認識が必要ですね。
修理動画のご案内
「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
◎「修理動画」一覧ページはこちらから。