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Husqvarna226RJ 「振動が気になる」件検証

カスタマーサポート小関です

今日はハスクバーナの刈払い機226RJの診断です

お客様より機体振動が少し大きいのではないか?という事でお預かりした品

試運転を行うと同型機と比較して微妙に振動が大きいような…

ん~、気にすれば気になるけど…

運悪く今日はFFTアナライザーを自宅に置いてきてしまったので振動周波数測定はパス

*昨日は一日中日産HR12DEの3気筒始動と戦ってました

アナログ的に解析します

その前にこのエンジン、ハスクブランドですが何処かで見たような外観ですよね

エンジンをひっくり返すとあの型式が張り付けてあります

そうです「G26LS」、懐かしい型番

ゼノアのエンジンなんです

*私、このエンジン大好きです 始動性と加速性が最高

クラッチに問題無い事を確認したらシャフトの点検です

最近の機種はクラッチとシャフト間に防振スプリングが装備されていています

この機種にはその防振スプリングはありません

その分振動値は大きくなります(防振の独特な感じがヤダ!って人もいます)

どっちが良いかは好みの問題ですが私は防振アリがイイかな?

プロフェッショナルなユーザーの場合は防振スプリングが破損するトラブルが出る事があるので防振無しの方が販売する方として安心なんですが…

シャフトをMブロックにセットして振れを確認すると少し触れてます

刈払機のシャフトはしなるので測定が難しいんです

張り方向にシャフト行ってもダイヤルゲージのスプリング力でゲージが振れません

ちょっとしたテックニックが必要です

今回のシャフト振れの判定は微妙な値でした

ん~、こうしようかな?

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