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【過去記事】「除雪機の寿命を延ばすには?」と聞かれましたが

除雪機の点検っていつすれば良いんでしょうか?と聞かれる事がよくあります。

 

基本的にはシーズン終了時点で行っていただくのが最良のタイミングと考えています。

 

 

理由その①降雪時期間際ではサービス工場がイッパイで整備が間に合わないかも。

 

      ②修理が多くなると部品がバックオーダーになる事がある(平気で3週間とか・・・)

      ③各可動部が錆びる前にグリスアップや塗装補修する事が望ましい。

      ④致命的な不具合が発見されても時期が遅いと新車の在庫が無い(ノ_・。)

        古い機械に多額の修理費用を掛ける事になります。

       

などなど、早い時期に整備した方が良いのです。

 

でも、最も大事なのは新車時の整備なんです( ゚Д゚)。

 

 

新車ってのは「大量生産」「コスト削減」「低価格化」などの理由で理想的な状態でこの世に生れてきてはいません((>д<))

 

 

この仕事をしていると、「コレは無いでしょう」とか「マジですか・・・」って理不尽さを感じる事がたびたびあります。

 

 

事例① オーガクラッチを握ると異音発生 未使用の新車です。
桝屋本店・ホンダウォークの修理ブログ

 

これはエンジンの動力をオーガに伝える軸。

全くグリスが塗ってありません(-“-;A

桝屋本店・ホンダウォークの修理ブログ
これは↑の軸に刺さる部品「ブロワー」です。

この部分にグリスが塗って無いとブロワーシャーボルトが折れた時に高速回転するブロワと軸が擦れ合い最悪の場合固着します。

 

これ新車なんですけど、メーカーのサービスマニュアルにはグリス塗布の指示は有りません。

 

軸も錆ますし、本来ならグリスを塗るべきですよね。

 

今回はオーガON時に音が出るんで分解しグリスアップしました。

 

とても静かになりましたよ。

 

テンションプーリーのアーム支点なんかも樹脂ブッシュだけでグリスが入って無い機種もザラです。

 

HS1390iのオーガベルトテンショナーなんかは点検するとどの機体も「ガタガタ」です。

 

やっぱり新車未使用時に分解整備するのが理想的なようです。

 

最低でも1年目のシーズンが終わったら分解整備に出しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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