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ヤマハ除雪機のＣＭがテレビで目立つようになりました。

 

ホンダのハイブリッド除雪機に対抗し「イージーターン」と言う旋回装置を装備し、とても楽に方向転換ができる機種「ＹＳ1070Ｔ」は地元でも好評です。

 

 

じつはホンダのハイブリッド機HSS1170iよりキビキビと曲がり音も圧倒的に静か、使った人は「こっちの方がイイじゃん」と言います。

 

結構イイ機械を造ってるんですよね、ヤマハは。

 

そんな中、１０年ほど使用したヤマハＹＴ660Ｅが入庫しました。

 

点検整備で入庫しましたが、動かすとライトのあたりから「カチカチ」と音がします。

 

実はこの機種、ライトを取り付けているパネルにヒビが入る癖があるんです。

 

ライトの付け根を良く見るとヒビが数本走ってます。

このヒビが揺すれて音が出るんです。

ほっとくとライトが脱落します、年に数台は修理してます。

ライトを外して見るとまるで切り抜いた様にパネルが割れています。

丸く割れているのはナットの座金に沿って割れた為。

 

パネル交換は高額なため溶接で修理します。

 

薄板なのでとても気を使う溶接です。

溶接部表面を綺麗に仕上げ、塗装をします。

この後はコンパウンドで境目を慣らし修理完了です。

ライトの取り付け時は径の大きな座金を使って取り付けました。

今回、修理に使用した溶接機はアストロプロダクツの「ＭＩＧ－130－Ａ」。

https://item.rakuten.co.jp/honda-walk/2005000002618

さすがは半自動溶接機です、アークじゃ絶対穴だらけになるはずが簡単に溶接出来ます。

 

ガス要らなくて電源100Ｖ、これが￥３９，８００で買えるんだから良い時代になりました。

 

あまりに安いんでナメてました、ご免なさいm(_ _ )m

 

良い仕事しますよ。