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【過去記事】ゼノアのストラトチャージドエンジンが不調~
刈払機の不調です、「アクセル開けても吹けないよ」との事。
春に販売したゼノアの新型エンジン搭載機BCZ240GL-EZです。
「買ったばっかりでなんで?」と置いていかれました。
2011年国内排ガス2次規制対応エンジン、ピストン形状を工夫して掃気ポートに予め空気を導入しておき、生ガスが排気ポートから出ちゃうのを減らしてます。
おかげでキャブレターが今までのタイプと違がうんです( ̄_ ̄ i)
ボアが空気用と混合気用で2つ穴!
調整も今までと違うんです。
で、実際に不具合の確認を行うと「げー、全然吹けない!」
アクセルを開けるとエンストします。
ゼノアのこのストラトチャージドエンジン、新品時から不調な事が当たり前なので大したことは無いだろうと思ってたんですが酷すぎです。
(いつもは出荷前に調整してます)
燃料入替とプラグ交換をして再度テスト・・・ ダメです。
上が薄いんですね。
調整しましょう。
キャブの天辺、ここにあるプラスチックのキャップを外すと、その奥にLニードルがあります。
ココを回すとニードル高さが変化します。
ここにもキャップがあって外すとHニードルがあります、高速時の調整用です。
今回は詰まりの可能性もあるので規定値1回転戻しで始動し詰まりを除去し元に戻してみました。
(斜面刈機スパイダーモアSP850Aのキャブ詰まりでよくやる方法です)
で、結果は「殆ど変わらない(^_^;)
ダメじゃん!
じつは、作業前にキャブレターを分解しダイヤフラム等は点検済み。
ボディーの腐食もない良い状態です。
ッてことで調整です、始動し調子を見ながらニードルを開けて行きます。
元の開度より1/8開けると絶好調! めちゃくちゃ微妙です。
もう一度、戻してみると~ 絶不調!
神経質なエンジンですね。
基準値はLニードル14と3/4締込 Hニードル2と1/2戻し
出荷時のセッティングが薄過ぎなんでしょうね大人の事情で。
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