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ロビン刈払機 BH2500 スターターロープを引くとチップソーも回転する。

PLOW長岡店の柳です。ロビン刈払機BH2500が修理入庫しました。お客様の訴えはスターターロープを引くとチップソーも回転する症状です。クラッチ破損しています。
ホンダ刈払機と同じ4サイクルエンジンです。
分解すると予想通りクラッチスプリングが外れて破損していました。
クラッチシューが摩耗していることとスプリングの穴が広がっているのでシューとスプリング交換の見積もりをしました。
部品が入荷したので作業開始します。ピストンロックツールを入れてクラッチを取り外します。
部品はマキタから届きました。後から気づきましたがロビンBH2500はマキタEH025の型式でも販売していたようです。
クラッチを取り付けました。回転方向に注意が必要です。
エンジンとシャフトを組み付けます。
エンジン始動確認しようとしましたがエンジンかかりません。圧縮圧力点検すると0です。
バルブが開きっぱなしかと思いましたが圧縮上死点位置でIN,EXバルブ共に閉じています。
バルブクリアランスが広かったので調整しましたが圧縮圧力は0のままです。シリンダーやピストンが摩耗しているかバルブにカーボンを噛みこんでいる可能性があります。お客様のに相談します。

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