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新ダイワ　E360エンジンかからない　故障診断

2020.06.21

PLOW長岡店の柳です。昨日岐阜県から御来店されたお客様から知人のチェンソーも直してほしいと持ち込みされました。新ダイワE360です。エンジンかからない症状です。

まずは燃料フィルターを点検すると、真っ黒です。
ホースは溶けています。

燃料単の中は異物が入っています。燃料タンク清掃、ホース、フィルター交換が必要です。

エアークリーナーはかなり詰まっています。使いっぱなしはチェンソー故障原因になります。作業後は機体清掃と目立てをお願いします。

エアークリーナーを外してエンジンに直接キャブレタークリーナーを注入してスターターを引くとエンジンかかりました。点火系統は正常です。

圧縮圧力点検すると10.4barでした。やや低いです。

マフラーを外してピストンを点検すると、ピストンリングの付近が真っ黒です。

シリンダーの吸気側を点検すると、縦傷があります。

別の角度から

シリンダーに縦傷ができて圧縮が弱くなっています。軽い焼き付きしています。完全に修理するにはピストンとシリンダー交換が必要です。

次にキャブレターの点検をします。Walbro製

型式WT　機番89

漏れテストの結果は正常でした。しかし、かなり年数が経過しているので分解清掃したほうがいいです。メーカーのパーツリストにE360は検索できませんでした。明日直接聞いてみます。

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