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STIHL MS280C-BI エンジン分解から始動確認まで

PLOW長岡店の柳です。県をまたいでの移動規制が解除されて最初の週末です。
今日は岐阜県からこの日のためにPLOW長岡店までお越しいただきました。
ありがとうございます!
STIHL MS280C-BI の修理作業を実際に見たいという
リクエストにお応えしてここまで準備をしてきました。
今日中に
1、エンジン分解、ピストン、シリンダー交換
2、クランクケース交換
3、タンクハウジング取り付け、始動確認
4、キャブレター調整、完成
までできるか?
PM13:00から作業開始です。まずはクランクケースを分解します。
次にシリンダーとクランクケースを分離します。
シリンダーとピストン、コンロッド、クランクシャフトを分離します。
ピストン吸気側です。縦傷はありませんが摩耗して光っています。
こちらが排気側のピストンです。燃焼ガスがピストンリング下側に漏れています。
正常なピストンはピストンリングの下側もキレイです。
エンジンが組み上がりました。次にチェンブレーキを移植します。
チェンブレーキ、オイルポンプ取付完了しました。
クラッチ、スプロケット取付完了しました。
ここから一気にマフラー、タンクハウジング、ハンドル、キャブレター、スターターを取り付けて完成しました。やっぱりMS280C-BIのデザインは特別にカッコいいです。洗練されています。
チェンオイル、燃料を補給してエンジン始動確認しました。久々にエンジン音を聞きました。
キャブレターLスクリューのリミッターを解除してガイドバー、ソーチェーンを取り付けようとしましたが、ここでテンショニングギヤがないことに気づきました。もっと早く気が付いていればお客様に持ってきてもらえたのに、今日の作業はここまでです。テンショニングギヤを送ってもらい、キャブレター調整して修理完了になります。続く

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