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【過去記事】稲刈りもそろそろ終わりです クボタトラクター整備
9月下旬になると当社整備工場はトラクターやコンバインの入庫が増えます。
収穫作業が終わった後、来年の作業に備えて機械の整備をするんです。
作業中に機械が故障すると大変ですから。
今日はトラクターのオイル漏れ機が入庫しました。
クボタのGB170型、後輪がクローラータイプの通称「パワクロ」です。
作業中に右後輪下辺りから油が漏れてきたとの電話があり引取に行ってきました。
この機種、結構この部分から漏れるんです。
ダラダラ漏れてます。
分解の為、洗車場で高圧洗浄機で泥を洗い流したんですが完全には綺麗になっていませんね。
この部分、作業中や使用後は泥の固まりになっています。
洗浄しないと軸やオイルシールに悪影響がでるんです。
車軸のオイルシール当たり面は機械加工で削ったままの状態で、メッキがしてあるわけもなくとても錆やすい構造です。
オイルシールもリップタイプのシールなので砂や泥水がとても入りやすい構造になっています。
なんでこんな構造にしたのか疑問です。
コンバインの車軸みたいにすればイイのに、コストの問題ですかね。
修理代で約10万円ほどの作業です。
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