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日産ノートE12異音発生 エンジンマウント交換
走行距離12万キロを超ええてエンジン振動が気になるノートE12
症状はエンジン回転数2500rpm~3000rpmで緩加速時にゴロゴロとした異音が発生します
何かパネルを共振させているような音
停止中の空ふかしでは発生しません
今回はトルクロッドとエンジンマウントの交換をします
まずは主原因のトルクロッドから
ミッションとメンバーを接続するトルクロッドを交換するため車体下部にアクセス
画像中央部の部品がトルクロッド
コレが取り外した部品
ゴム部分が剥離してます
新品と比較するとゴムの弾力が無くとても固く感じますね
この部品、加減速時のエンジン及びミッションの前後方向の動きを規制する物
走行中は常に強いストレスがかかっています
交換を完了し試乗すると今まで出ていた嫌な振動音(共振音)は出ません
次にエンジンマウントの交換
右エンジンマウントです
液体封入マウントでとても柔らかい構造
E12のエンジンは左右のエンジンマウントでエンジンを吊り下げる構造
エンジンがぶら下がっているんです
そのままだと負荷変動でブラブラしちゃうのでトルクロッドで動きを規制
昔のエンジンを載せるタイプの構造とは考え方が違いますね
これが取り外した右マウント
一番下の丸いゴム部分はフニャフニャしてます
この中に液体が封入されています
マウント下部の液体がどんな粘度なのか確認します
これ、下部のゴムを取り外したところ(下から見た状態)
中央の丸い穴を液体が移動します
出て液体は黒くて粘度はサラサラ
まるで水の様でオイルの様に容器に粘着しません
油性は無い様です
新旧マウント比較
左の古いマウントはゴム部分にひび割れが発生し少し潰れていま
交換後の試乗の結果
信号停止中のダッシュボードやステアリングに感じる振動が減少
アイドリングストップから復帰する時の揺れも減りました
本来新車時はこうだったんでしょうね
長い期間に徐々に劣化していくエンジンマウント性能は能力低下に気づきにくい部品ですね
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