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ホンダ発電機EU9iGBエネポ 機体下にオイルが漏れてます
去年の6月に販売したホンダガス発電機EU9iGBエネポ
機体下部にオイルが漏れているとの事でお預かり
オイル漏れ箇所特定の為外装を一部取り外し確認します
マフラーとエンジンシュラウド間からエンジン下部の状況を観察
Rシュラウド側にはオイル濡れがみられません
Lシュラウドはかなり濡れてますね~
オイルレベルセンサーは限りなく白ですが目視確認を行わないと正確な判定は出来ません
なのでエンジンを取り外す事になります
ケースより抜き取ったエンジン
シュラウドはすでに取り外してあります
二つの丸いOリングは燃料のガスが通過する部分
取り外したエンジンを真下から見た図です
3本のボルトでブロックに取り付けてあるのがオイルレベルセンサー
ブロックとセンサー間はOリングでシールしてあるのでその部分の確認ですが、センサーは完全なドライ状態でした
オイル滲みの一番高い場所を探すとオイルチェックラバー部です
シュラウドと接する部分はこんな感じ
やはりオイルフィラーキャップ部からシュラウド内へ流入していたんですね
機体カバー内のオイル汚損の原因はほぼほぼこのパターンです
でも、レベルスイッチOリングからの漏洩検査はエンジンを取り外さないとダメなんですよね
大変な手間と時間がかかります、特にエネポの場合は手間がかかります
オイル注入口の機械加工は問題ありません
フィラーキャップのパッキンにも傷や損傷はありません
初期診断でブローバイホースからの逆流はチェックずみです
結果的にオイルフィラーパッキンよりの漏洩と結論付けました
このパッキン、定期的に締め付け確認と増し締めしなしとオイルが漏れる事があります
特に、発電機を長期使用せず保管している機体に多くみられる症状です
日々使用している機体はオイル量の点検やオイル交換でフィラーキャップの開閉を行うのでパッキンの自然な痩せによる漏れは起きにくいのかもしれませんね
機体分解点検と清掃費用はエネポEU9iGBの場合エンジン脱着が必要なので約16,000円程かかります
使用しない期間がある程度つづく場合は定期的に確認や増し締めして下さい
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