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ホンダハンディータイプ蓄電池 LiB-AID E500の警告灯点灯

ホンダのハンディータイプ蓄電池E500LiB-AIDのトラブルです

日常レジャーから災害対策用で人気のE500

大きなモバイルバッテリーです

今回のご依頼は「AC OUTスイッチを押すと!マークが点灯してAC電力を取り出せなくなった」という内容

製品をお預かりして動作確認を行いましたが不具合が再現しません…

ん~、困ったな

2日ほど色々試しましたが正常動作を続けます

E500LiB-AID はパソコンを接続して故障診断を行う事が出来ます

ECUには故障履歴を記憶する機能もあるので過去データをモニターしましょう

前後の赤いカバーを取外した後、ハンドルの付いたグレーのカバーを取り外すと青い診断コネクターが見つかります

真上から見るとこんな感じです

左側がインバータユニットで右側がコントロールパネル、真ん中下部にリチュームイオンバッテリーがあります

PCをE500に接続します

ホンダの診断システムDr.Hを介しての接続です

なにやら故障履歴がありますね

見ずらいのでスクリーンショット画像です

故障履歴は2つ

一つは過負荷ですね、これは故障では無くて定格能力以上の電気器具を接続したようです

もう一つが「CON-INV間通信異常(インバータ)」という記録

インバータになにやらあったようですがデータで怪しいのは不具合発生時のインバータ温度の記録値がマイナス40℃って…

明らかにおかしな値ですね、バナナで釘が打てる温度です

メインハーネスやコネクターを確認しますが何も異常が見当たりません

配線グリグリ試験でも不具合発生はありません

インバータ基盤かプログラムに何かあったんでしょうかね~

ちょっと悩みます、さてどうしようかな

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