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ホンダ発電機EU16i スパークプラグが発電部に落下

ホンダインバーター発電機EU16iでのアクシデント

お客様より「プラグがエンジン内に落ちて取れない」とのご依頼

プラグ点検時にジェネレータカバー内に落下させてしまった悲劇です

このトラブル、年に2,3件依頼があります

落下したプラグがローター上部に居てくれればマグネットハンドで摘出できるんですが、今回はカバー最下部へ落下しています

EU16iのスパークプラグは矢印部の隙間からジェネレーター部へ落下します

こんな所に隙間があるのがいけませんね…

でも冷却空気が通る道なのでしかた無いかな~

で今回は大分解作業を行うことになりました

機体外装カバーを取り外しジェネレーターカバーを分離

隙間から落下したスパークプラグを取り出しました

もし落下させてしまったらリコイルロープは引かないでください

プラグが色々な部分を破壊する可能性があります

以前もパルサーコイルを壊したお客様がいました

全部復元して「始動!」

んんん、…

始動できません

お客様がスパークプラグを取り外そうとした理由は始動不能が原因だったようです

キャブレターのドレインスクリューを緩めるとコカ・コーラの様な色の液体が出てきたのでキャブを分解しました

凄い事になってますね~

メインジェットは完全に詰まってます

ケミカル洗浄で何とか復旧しました

本来はキャブレターを交換すべきだったんでしょうが災害の影響で急いで復旧します

発電機の保管時は必ずキャブレターからガソリンを抜いて保管して下さい

一番大事な時に動かないと発電機を所有する意味が無くなります

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