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Honda GX25 分解点検

ホンダ刈払い機UMK425K1の分解点検中です

このエンジンGX25は360°自在傾斜型の潤滑システムを搭載しています

普通の4サイクルエンジンは傾けると潤滑が出来なくなって故障します

斜面刈機などが2サイクルエンジンを搭載しているのはそれが原因

*スパイダーモアSP851は4サイクルエンジンですが混合ガソリンを使用して問題をクリヤーしています

エンジン下部を下から覗くとこんな風になってます

カムシャフトはタイミングベルト駆動のOHC

そして矢印の爪がこの潤滑システムの重要な部分

この爪でオイルを撹拌して霧状にしエンジン内部を循環させています

直接液体のオイルで潤滑するのではなく「霧」にしているんですね

↑の部分はクランクケース下部

オイルパンに溜まっているオイルを先ほどの爪が高速で撹拌して霧状にします

その霧状オイルを青矢印のリードバルブからエンジン各部に供給します

↑はエンジンを下から覗いた図

燃焼室内の吸排気バルブが見えますね

OHCなのでプッシュロッドはありません

長方形の穴はタイミングベルトが通る通路

エンジン上部です

バルブはロッカーアームで駆動

クリアランス調整値はIN:0.08mmEX:0.11mm±0.02mm(冷間)

タフなエンジンですがオイル交換は定期的に行ってください

エンジン寿命に直結する重要な要素です

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