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【過去記事】STIHL チェンソー 026ソーチェンが回らない修理完了
プラウ長岡店の柳です。
故障診断すると、クラッチが割れています!初めてです。過負荷で割れた可能性が高いです。
クラッチドラムもエグれています!ここまで破損する前に持ってきて欲しかったです。
オイルポンプが現行機種とはカタチが違います。ポンプが異常ないか外して点検します。
MS261のオイルポンプを試しに置いてみると、取り付け穴の位置は合っていますがオイル吐出量調整スクリューがクランクケースに当たってしまいます。もしオイルポンプが故障したら、クランクケースを削れば付けられそうです。
外したオイルポンプを点検すると、正常にオイルが出てきます。清掃して取り付けます。
エンジンの圧縮圧力を点検します。約11.5Barあります。正常です。
相当汚れていましたので、清掃してから取り付けます。
こんなに木屑が詰まっていました。チェーンソーを使いっぱなしの方が多いですね。
クラッチ、リムスプロケットキットに変更します。スパースプロケットよりも部品が安いです。
ここで問題発生、オイルポンプの形状が違うのでクラッチドラムの切り欠きのある部分がポンプに干渉して異音が出ます。そこで、ディスクグラインダーで余分な箇所を削ってスカッと解決しました。
リムスプロケット取り付け完了しました。ちなみにMS261C-Mと同じ部品です。マニアックな方は標準ピッチ.325,ドライブリンク溝1.6mmから.3/8,1.3mmにに変更して切断効率約20%向上する改造方法もあります。
燃料タンクキャップから燃料漏れしていたのでパッキン交換します。部品供給は奇跡的にありました。
組み立て完了しました。ちゃんとチェンオイルは出るのかドキドキします。
エンジン始動、チェンオイル吐出正常、しかしエンジン止まらないです!よく見るとアース線が断線していました。オスのギボシを使って修理完了しました。
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