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【過去記事】STIHL チェンソー 041AV エンジンかからない修理完了
プラウ長岡店の柳です。
普通の修理屋なら部品供給終了しているから修理できませんと言ってしまいますが、STIHL SHOP プラウ長岡店の私は諦めません。
リコイルスターターを分解してみると初めてみる構造に戸惑いましたが、運良く長岡店には展示機041AVがあります。スターターを分解して故障原因が分かりました。STIHL041AVはスターターと燃料タンクが一体型の珍しい設計です。
マイナスドライバーで指したワッシャーが1枚ないまま組み付けられていました。前に分解した人が付け忘れたようです。Eリングで固定されているので外れる場所ではありません。ワッシャーが1枚足りないためにスプリングの張力が弱くてスターターの爪が出なかった。
この当時のSTIHLロゴが古さを感じます。スターターの付けてエンジンかかるかロープを引いても爆発がありません。次にエンジンの故障診断をします。
圧縮圧力を点検すると約11.5Barあります。エンジンは生きています。エアークリーナーを外してキャブレタークリーナーを注入してスターターを引くと爆発ありました。点火系統は正常です。
キャブレター、燃料系統が異常でした。お客様に修理見積もりしてGO!サイン頂きましたので部品発注します。ティロットソン製キャブレター、型式HS、機番87A
燃料ホースは劣化してヒビ割れ、外すときにちぎれてしまいました。でも安心してください。燃料ホースも部品供給ありますよ。
キャブレター内部はキレイでした。燃料供給できなかった原因はダイヤフラムの硬化、膨張によるものでした。
ゴム部品は劣化します。硬くなり弾力がなくなりヒビ割れします。
ガイドバー50cm.ピッチ3/8.ハードノーズバー
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