毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!PLOW MEMBERS登録はこちらから
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
マキタMDE335 オイル漏れ
マキタのチェンソーMDE335の修理品が東京都より届きました
症状はオイルもれですが部品供給終了を理由に近隣のホームセンターで修理不能との事で弊社に依頼されました
懐かしい機体ですね~、すごく真面目に設計されてるんですコレ
MDE335はマキタブランドですが実はドルマー100のマキタブランド品
ドイツ製品らしい確りとした造りでイイですね
今ではプロ機でしか採用されない縦割りの軽合金クランクケースです
プラスチックフレームにエンジンをボルト4本留めにた廉価機とは造りが違います
オイル量調整時に傾けると漏れるとの事なのでポンプとベントを点検
↑はクラッチを取り外した状態、金属プレートの奥にポンプがあります
白いのがオイルポンプ
ポンプ右側の黒い四角い部分がオイルタンクに繋がっています
ポンプを取り外しオイルホースジョイントの劣化を点検するとやはり収縮と硬化が発生しています
この黒いブロックとオイルホースは一体構造の専用品です
赤い矢印の部品がオイルホース
ポンプ先端がその中に刺さる構造
ポンプ先端内部の切り欠きのある軸が回転しタンクからバーへオイルを供給します
もう一カ所確認が必要なところ
↑矢印のタンクベントです
タンク内の気圧を調整するパーツですが古くなるとトラブります
脱脂洗浄を行ってのリークテストは時間の関係で明日の作業となります
MDE335はヤフオクなどで理不尽な位の安価で売買されていますが SACHS DOLMAR 製の確りした設計と品質でいまでもメンテナンス次第で素晴らしいパフォーマンスを発揮するチェンソーです
修理動画のご案内
「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
◎「修理動画」一覧ページはこちらから。