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ウイングモアWMC726 クローラーの動きが変です

畔草刈り機ウイングモアWMC726

型式に「C」が入るクローラー駆動タイプです

ご用命は「走行するとクローラーが持ち上がる」

この機種、クローラー前側の駆動輪と後部の誘導輪で構成されています

早速実機を走行させると…

走り出した途端、こんな感じでクローラーが持ち上がります

駆動輪を中心にフリーに動く構造ですが明らかに異常です

確認すると誘導輪が回転しません、ローラーが固着してますね~

実はWMC726初期型の誘導駆輪、定期的にメンテナンスしなしとトラブルが起きます

↑図はWMC726初期型の駆動部です

誘導輪を貫通する軸部はベアリングでは無く、ブッシュで支持されています

もちろん見ての通りオイルシールはありませんね

なので定期的に分解して軸部をグリスアップしないといけません

メンテナンスしないと異常摩耗や固着が発生しても不思議では無いですよね

で、2年後に発売された後継機種WMC726Aではこの部分の構造が変更されています

それが↑図

分解しなくても外部からグリスアップ出来るようにグリスニップルを設置、誘導輪内部と軸部にグリスを保持できるよう軸に段差が付けられてました、グリス溜まりですね

メンテナンス性を向上させる改良ですがグリスアップ作業をしなければ宝の持ち腐れ

グリスアップはメンテナンスの基本作業です、取扱説明書に記載されてる箇所は最低限行ってください

その他にも機械の寿命を延ばすために必要な個所があります、定期的にプロショップで整備をしてください

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