REPAIRBLOG修理ブログ
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
ゼノア刈払機BCZ261ST-EZ クラッチ不良です
取引先の造園業者様のお持ち込み修理です

症状は「エンジンを始動すると刈刃が回転する」
アイドリングで回転します
こんな時はクラッチスプリングの劣化かフェーシングの剥離なんですがとりあえず分解点検を開始します

予想通り剥離していますね
シューの固着は発生していません、青焼けもありません
ポロリと剥がれてますね、やれやれです
でも何か変だよってねって感じが…

クラッチアウターの内面を見たとき思いました
摩耗痕が不自然、剥がれたフェーシングの接触痕やクラッチアウター内面の減り方に第六感がビリビリきます、変だよねコレ感ありありです
アウターの位置が超微妙ですが動いているような…?
なので反対側を確認

やっぱりないですね~、「サークリップ」が
何処に行った?

ここに居ました、防振ダンパーにくっ付いてる

見えます?、グリスの粘着力で張り付いてますね
これが外れたせいでクラッチアウターが微妙にベアリングインナーレースから抜けてきたんです
なのでクラッチフェーシングがアウター内面の̚カドに接触して無理な力が掛ったんですね
Youtube プラウチャンネルにて、メンバーシップを開始いたしました。
「修理ブログ」を発展させ、メンバー限定の動画で高度な修理をご案内します。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対しYoutubeメンバーシップと言う形でお応えしたいと思います。
◎Youtube メンバーシップ動画リストはこちらから。ただいま、1話限定で無料公開中です。