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EU9iGBエネポのオイル漏れ 分解検証結果です
機体カバー内へのオイル漏れで分解点検中のホンダ発電機EU9iGBエネポ

分解診断の結果が出ました

エンジンの冷却カバーを取り外しクランクケースの状況を確認
このエンジンのクランクシャフトシールはジェネレータ側のみですが漏れ無しです
残るはオイルレベルセンサーとクランクケース合わせ目

オイルレベルセンサーはドライ状態(配線が出てる部品です)
*エンジンの一番下に付いてます
クランクケース合わせ目にオイル滲みがあります
が、よく観察するとエンジン前側より回ってきている様子

冷却カバーを確認してもエンジン前方からオイルが回ってきてます
クランクケースを脱脂、蛍光染色液を混ぜたオイルを注入しリークテストを行いましたが漏洩無し
*漏れていれば紫外線ライトの光に反応しオレンジ色に輝くはずです
漏れが確認できない為機体を組み立て試運転を行いましたが漏れてきません…
結論:「オイル注入時あふれた」「点検時に機体内に流入」「キャップの締め付け不良」のどれかですね
エンジンにオイル漏れにつながる不具合はありませんでした
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