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ホンダ耕うん機ミニこまめF110
懐かしい耕うん機です、ホンダミニこまめF110

多分、ホンダで一番小さい耕うん機だと思います、F110は平成5年発売
2サイクルエンジンで乾燥重量15.5kg
燃料は100:1の混合ガソリン
機体カバー内はとてもタイトな設計です
今回は始動不能修理です

赤いカバーを取り外すと内部はこうなってます
プラグ穴からシリンダーをチェックしたところ再生可能のようですのでキャブレターを分解清掃します

ガバナーリンクが樹脂製、経年劣化しているため慎重に取り外しましょう

取り外したキャブレターこれを分解します

フロートチャンバーを取り外し確認するとメインジェットが詰まっています
パイロット系やベントなどをケミカル洗浄です

フロートチャンバー内部もべたべたしてます

ついでにクランクケース内部の状態もチェック
このエンジン、クランクケースリードバルブ式、取り外すとピストン裏面を覗けます

写真だと暗くて見えにくいですがピストンピンが見えます、その奥がピストン裏面ですが綺麗ですね、オイル管理は良かったようです

色々やって完成しました、今回はメインジェット詰まりが原因の始動不良でした
エンジン調整値は下記仕様
アイドル設定回転数:1700rpm
無負荷最高回転数 :4800rpm
パイロットスクリュー戻し回転:7/8
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