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【過去記事】ホンダ 耕運機 FF300Hエンジンかかると全開になる修理完了

プラウ長岡店の柳です。

柏崎市のお客様からの修理依頼です。

エンジンかからない修理で入庫しました。燃料タンクに水が入ってキャブレターが腐食していました。見積りして燃料タンク清掃、キャブレター交換して始動確認するとエンジンかかるとエンジン全開になります!

ガバナー調整しても変化なし。

ガバナーの動作不良です。

過去に3回経験していますがクボタ耕うん機1回、アテックス運搬機で2回ありました。ガバナー交換するしか修理方法がありません。

お客様に再見積もりして修理続行します。

 

エンジン脱着しました。横置きエンジンなのでエンジン分解しないとガバナー交換できません。ホンダFF300のエンジンを分解するのは今回が初めてです。サービスマニュアルを見ながら慎重に分解します。縦置きエンジンならもっと簡単だった。

写真下のガバナーシャフトはクランクシャフトを外さないと抜けないのでさらに分解していきます。

エンジン下のリダクションケースです。

ガバナーASSY,交換完了しました。

ガバナーは見た目では全く分かりませんがエンジンかかるとウエイトが限界に開いてしまいエンジンが全開になりスロットル操作しても最高回転数のままです。

カムシャフトはプラスチック製です。

カムシャフトとクランクシャフトの合いマークを確認します。

クランクシャフトを外しました。

クラッチシューをつけました。ここはリダクションケース内で0W20のエンジンオイルに浸かっています。

オイルケース組み付け完了、FF300のエンジンは3層構造です。

できればまた同じ修理はしたくないくらいやりにくい修理です。

エンジン搭載、ガバナー調整してから組み立てていきます。

エンジンオイル、ガソリン給油してエンジン始動、始動性、吹け上がりOK、アイドリング、最高回転数を調整します。

エンジン調整完了、あとはカバーを付けて完成です。

耕うん機を壊さないように気をつけて欲しいポイントは

1、雨ざらしにしない。車庫か室内で保管する。

2、作業後は洗車してから保管する。

3、1か月以上使わないときは燃料タンク、キャブレターのガソリンを抜いてから保管する。です。

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