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ホンダインバーター発電機EU9i エンジンオーバーホール

これはホンダのインバーター発電機EU9iのエンジン

PLOWカスタマーサポートの小関です、今日はコレのオーバーホール作業に着手

早速作業開始です

まずはローターの取外し、中央のロックナットを外しプーラーでローターを抜きとります

*ロックナットの締め付けトルクは28N・m

次はステーター、5mm×25ボルト2本を緩め取外し

*締め付けトルクは6.0Nm

チョッとすっきり



カムシャフト関連、写真下側のギアはガバナーです

プラスチック素材のカムシャフトを採用

サイドカバー取付ボルトの締め付けトルクは7.5Nm



クランクケースは二分割、液状ガスケットでシールされています

締め付けトルクは7.5Nm 、ボルト6本です

コンロッドボルトを緩めクランクシャフトとコンロッドを分離

合いマークがあるので組む時注意です

締め付けトルクは6.0Nm、ココが一番シビアなトルク管理が必用ですね

チョッとでも締めすぎると焼き付きます

ピストンヘッド、オイリーです

これイイ痕跡残してますよね、ワクワクしますこういうの

ピストンヘッドとオイルリングが使用状況を物語ってます

小型汎用エンジンなのでメタルは無し、コンロッドが直接ジャーナルに接します

そして燃焼室、良くないですね、ダメですね~

大きい方が吸気バルブ、小さいのが排気バルブ

排気側のバルブフェースを見るとうまうシートに当たってなかった事が分かります

こんな感じで約15分で分解完了

今回はシリンダーバレル(ヘッド一体式)、吸排気バルブ、吸気バルブステムシール、ガスケット類の交換、ピストン清掃(リング及びリング溝)が作業メニューとなりました

部品入荷は明日ですが、ハスクバーナーの技術講習会があるので組み上げは25日の予定です

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