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エコーECS300T/Sの整備

エコーのチェンソーです、ECS300T/S

大人気商品で凄く売れてます。

店頭でエコーって???質問されるんでちょっと解説します。

エコーはやまびこジャパンってメーカーの1ブランド。

『やまびこ』には3つのブランドがあります。

①「共立」有名ですね②新ダイワこれも有名③そしてエコー

みんな同じ会社の製品なんです、共立や新ダイワって会社はありません、あれはブランド名。

そしてECS300T/Sは共立CS270(生産終了もでる)の設計をもとにエコーブランドで買いやすい価格設定にしたお買い得モデル。

税別価格¥22,000と破格のお値段なのも売れてる理由ですが、実は真面目に作られていて修理屋の私から見ても合格点です。

今回は機体ボディーの交換作業を行います。

sdr

クラッチカバーの締め付け不良でチェーンが脱線し樹脂製のボディーが損傷しました。

チェーンの脱線は怪我や機体トラブルを引き起こします、きちんとメンテナンスして使いたいですね。

ソーチェーンの脱落で損傷したボディー、チェーンキャッチャーも飛んでます。

ボディー交換にはエンジンの脱着が伴います、まずはクラッチの取り外し。

真面目に作ってますね、廉価な機種だとここのコストダウンが半端ないんでほっとします、板バネを曲げたスプリングは嫌ですから。

もちろんチェーンブレーキも装備。

これ、チェーンオイルポンプ。

流量調整ネジもあります。

キャブレターやハンドル、ホース類を外すとエンジンがリコイル側に抜けます。

エンジンはとてもコンパクト、手のひらサイズ。

真新しいボディーにエンジンを載せ取り外した部品を復元。

無事修理が完了です。

廉価な機種ですが基本設計は共立CS270と同じです。

正しく設計された機械は正しく組み上げると正しく動くを具現化したチェンソーですね、コレ。

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