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【過去記事】STIHL チェンソー 011AVT エンジンかからない修理完了

プラウ長岡店の柳です。

長野県のお客様から修理依頼でSTIHL011AVT(前)、STIHL011AV(後)2台送られてきました。011AVTはエンジンかからない、011AVはエンジンかかるけど点検の御用命です。

STIHL011AVTから故障診断します。

燃料を入れてスターターを引いてもやっぱりかかりません。エアークリーナーを外してエンジンに直接燃料を入れてスターターを引くとエンジンかかりました。点火系統は正常です。

次に圧縮圧力点検します。↑圧力は正常です。

1、スパーク OK

2、プレッシャー OK

3、フューエル NG

故障原因は燃料系統の詰まりです。

かなり古いです。年式不明、それでも故障原因が分かったので部品検索、修理見積もりしてお客様に連絡しました。GO!サインいただきましたので、修理スタートします。

圧縮圧力が正常だったので確認のためマフラーを外してシリンダー内壁点検、ピストン点検します。古いチェーンソーでも大事に使われていたようでピストンは綺麗です。

シリンダーの冷却フィンも綺麗です。

スパークプラグはCHANPION CJ6Yが付いていましたが、NGK BPMR6A プラグギャップ0.5MMに調整して取り付けます。

キャブレター分解してみると内部にも木屑が詰まっていました。こんなに詰まっているのは初めてです。木屑がある所は本来燃料の通路です。燃料が詰まっていたのはここですね。

 

メタリングダイヤフラム、ポンプダイヤフラムは硬くなっていましたので交換します。

インレットニードルはまたしてもオレンジラインが出ています。

最近修理したチェーンソーのキャブレター分解清掃で5回連続でインレットニードルが摩耗限界でした。サービスマニュアルにはオレンジラインが出たら交換のサインです。

ピックアップボディ(燃料フィルター)、燃料ホースを交換します。

燃料タンクにホースを通すのがきつくてなかなか難しい作業でした。

STIHL011AVTについていたタンクベントはホースにスポンジを縛り付けただけで機能的に?なので現行機種MS211のタンクベントを流用して修理します。

これで旧型機種でも燃料漏れの心配なしです。

リコイルスターター、キルスイッチ一体型のカバー裏側です。清掃して取り付けます。

フライホイール、オイルタンク、イグニッションコイル周辺を灯油で洗浄してから

マフラー、スロットルレバー、キャブレター、タンクベントを取り付けます。

キャブレター回りです。タンクベントはキャブレター横のスペースにセットしました。

チェンブレーキ内臓スプロケットカバーのカバーを外して清掃しました。

完成しました。エンジン始動、暖機運転してキャブレター調整して修理完了です。

エンジン始動性、吹け上がり良好です。復活しました。

STIHL011AVTは排気量40㎤のピストン横置きエンジン、トップハンドル仕様です。

現行機種MS201TC-Mが近いモデルです。

この当時の機種でもチェンブレーキ標準装備しているのでさすがSTIHLですね。

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