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【過去記事】STIHL チェンソー MS240 加速不良修理完了
プラウ長岡店の柳です。
三条市のお客様から修理持ち込みされたSTIHL MS240です。
症状はエンジンかかるけど、スロットルレバーを握っても吹けない。MS241C-Mの旧型で2011年製です。
早速故障診断します。
マフラーを外してシリンダー内壁点検、ピストンに傷がないか点検。このMS240は傷なし。
燃料ホースには亀裂なくまだ使えます。
燃料系統の詰まりでエンジン不調しているかもしれないです。
圧縮圧力を点検すると、10.0バールありました。正常です。
お客様に見積りしてGO1!サインいただきましたので部品発注します。
キャブレター分解清掃、ピックアップボディ交換しました。キャブレター分解したときに写真撮り忘れました。
キャブレターを組み立てて動作確認しましたが、いまいち吹け上がりが悪いです。エアークリーナーとタンクベントを工場内にある別の240とつかえてみると吹け上がり改善しました。
空気量不足が不調原因でした。
タンクベントが故障すると燃料タンク内が負圧になってエンジンかからなくなるので交換します。
キャブレター調整してエンジン回転数安定、吹け上がり良好です。
最高回転数14,000rpmまで回ります。
調整後にキャブレターリミッターキャップを取り付けるためにまたキャブレターを外さないといけないので二度手間なのが面倒です。
組み付けたら再確認します。
始動性、アイドリング回転数、吹け上がり、最高回転数、停止してからの再始動、すべて正常です。
修理完了しました。
MS240はMS260純正部品を使ってサイドテンショナー仕様に改造、カスタムできます。
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