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【発電機】防災用(非常用)発電機の点検と格納整備の重要性
地震や水害が日常の出来事に感じます。
万が一の時に必要な発電機、でも重要な時に動かないのが発電機。
今日は柏崎市内の大手自動車部品メーカーにお邪魔して非常用発電機の定期メンテナンスプラン作成の打ち合わせをしてきました。
事業所内に小型移動用発電機をお持ちですが定期的なメンテナンスのシステムが無く、もしもの時に困らない為にどうすれば良いかと言う事で呼んでいただきました。
↑の新ダイワieg900も数年間未使用、ガソリンの抜き取りをしていない為不動の状態です。
多分、事業所内の非常用発電機は皆同じ状況でしょう。
という事で、内部の劣化具合の確認とこのタイプの発電機イイのか?という課題を取りまとめて報告する事となりました (ノ゚ο゚)ノ
じつはこの機種、ヤマハEF900isのOEMモデル。
ヤマハ製ですね。
この機種、キャブを外すにはフロント側カバーを外す必要があります(簡単ですが)
タンク内は劣化ガソリンが1リットルほど残ってます。
フロートドレーンからは黄色いガソリンが出てきます (´_`。)
やはり長期未使用は本当でしたね。
フロートチャンバー内は黄色いネバネバが付着。
メインジェットは完全に塞がってます ∑(゚Д゚)
かなり劣化が進行してますね。
非常時にパソコンの電源確保が目的の完全な非常用発電機なので平時は忘れられがちな存在ですが、非常用だからこそメンテナンスが重要なんですね。
今回は2通りの提案をさせていただく事とします。
プラン① 6カ月ごとの点検とガソリンを完全に抜き取ったドライ状態での保管
緊急時用にガソリンは「ガソリンの缶詰」を備蓄*保存期間は最長3年
プラン② カセットガス発電機への機種変更
事業所内でのガソリン保管が不要で防災上メリットが大きい。
ガソリン機より格段にトラブルが少なく非常用として向いている。
試運転後の燃料抜き取り作業が不要(従業員の方でも可能)
我々プロの目で見ると②が最適解です。
カセットガスは家庭のキッチンにあっても安全性で問題になる事はまずないですよね ヽ(゚◇゚ )ノ
ガソリンほど保管に気を使う必用もなく長期間保管できます。
エンジンもキャブレターは使用しておらずミキサー内部の残留ガスも簡単に抜けます。
って事で報告書を作成する事としました。
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