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【チェンソー】STIHL MS261CM 始動不能で入院です

STIHLのチェンソーMS261CMが始動不能で入庫しました。

 

今シーズン問題なく使っていたそうですが突然始動不能になったそうです (´_`。)

早速診断開始です。

真っ先に確認するのはシリンダーとピストンの状態、プラグを外して内部をチェック。

問題ないですね、綺麗です。

スパークプラグの状態は良くないですね、これは交換します。

 

エアエレメントが汚れています。

ちゃんと掃除しないとダメですね、特にM-Tronic機は要注意です。

電子制御エンジンがエアクリーナエレメントの詰まり具合に合わせてキャブを自動調整しちゃいます

結果、詰まってるのに気づかない (´_`。)

不調になったときには大変な事に ∑(゚Д゚)

何故かクーリング部は綺麗です。

ECUのデータをモニターし不具合の発生状況を探ります。

このMS261CM、可動時間は32時間50分19秒。

正常始動回数は404回。

使用期間からすると普通です。

プロの機体は凄い時間回ってますから (ノ゚ο゚)ノ

 

色々見ていくと補正データの値が良くないです。

スパークプラグの色もそれを物語っています。

ソレノイドやスイッチ類の作動テストはOKなのでやはり過補正が原因のようです。

 

スパークプラグの交換とエレメントとストレーナの清掃を実施。

 

エンジン制御システムの公正作業を実施した結果正常に始動できるようになりました (ノ´▽`)ノ

 

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